この不況のさなか、PCメーカー各社はやはり売れ筋の「ネットブック」に注力している。
カーナビなどにも使われる7インチの小さな液晶ディスプレイを使って5万円以下という値段をつけたネットブックは「これで十分」という「ライトサイジング」を絵に描いたようなPCだ。
縦の方向が600ドットと短い画面でも、それなりになんとか使える。「軽快に使える」とか「十分に使える」というところではなく「そこそこ使える」というところがミソだ。
こんなもの使えないよ、という人は多いけれども、値段を見て納得する。そういう存在がネットブックだ。多くを求めない代わりに、使う側が我慢すればここまで値段を下げられる、というものだ。
そして、Webの作り方も、そしてPCのソフトウエアのダイアログも、この画面にあわせて変わっていく気配もある。そうなると、窮屈なのは「使う側」ではなく、Webなどを作る側に移行する。つまり、デバイスが市場を作っていく。ひょっとすると「ネットブック・Yahoo!」なんてのが出来る可能性は高い。
コストダウンもまた進化である、という以上、また、不況もまた世の流れである、という以上、こういった方向は必然だろう。
ネットブックの時代は「Good Enough」がすべてだ。
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